胸部CT検査CHEST CT EXAMINATION

令和2年1月より検査開始

肺がんについて

がんによる死亡のうち、肺がんは男性第1位、女性は第2位です。(国立がん研究センター がん対策情報センターより)
自覚症状が出たときは、がんが進行している可能性が高いため、自覚症状のない早い段階での発見、治療が重要になってきます。

特徴

当施設の胸部CT装置の放射線の線量は通常の胸部CT検査の線量に比べて1/6の低線量で撮影できるため、安心してご受診していただけます。

胸部X線検査と胸部CT検査について

胸部X線検査の画像は1方向からの放射線を照射して画像を得るため、骨や血管、心臓や横隔膜などに重なって見えづらくなったり、死角となる部分がでてきたり、はっきり映らない事があるので、小さな病変の発見が難しい事があります。
一方、胸部CT検査の画像は、らせん状に放射線を照射する事で人体を輪切りで見る横断画像がえらるため、胸部X線ではわかり辛い心臓や骨に重なったがんも描出でき、より早期に小さながんを発見しやすくなります。

  • 胸部X線画像

  • CT画像

  • CT画像

このような方におすすめ

  1. 40歳以上の方
  2. 喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数が600以上の方)
  3. 受動喫煙の心配がある方
  4. 血縁者に肺がんの人がいる方

胸部CT検査をうけていただけない方

放射線を使う検査の為、妊娠中、または妊娠の可能性がある方は検査できません。
また、日本メドトロニック社製 セラシリーズのペースメーカーを装着されている方も検査できません。(ペースメーカー手帳でご確認ください)

検査によるメリット・デメリット

メリット

早期発見により適切な治療を受けることができ、肺がんによって命を奪われることを防ぐ事が出来る可能性があります。
肺がん以外の呼吸器の病気(肺気腫や肺炎など)や、肺以外の病気(縦隔腫瘍や心臓や血管の動脈硬化像)などが発見されることもあります。

デメリット

放射線を使うため被爆をします。しかし、この検査を受けることによって新たにがんが発生するという報告はありません。
また、胸部CT検査で異常が見つかったとしても、結果的に肺がんでないこともあります。
喫煙習慣のある人、喫煙習慣のあった人を対象として胸部CT検査を行うと、3~6割の人に何らかの異常な影が見つかる事が報告されています。この異常な影の9割以上は肺がんではありませんが、なかには肺がんと非常に紛らわしいものもあります。
そこで、肺がんか否かを診断するために、精密検査(針を刺して組織を取るなど)やしばらく期間をあけて胸部CT検査を再検するなど定期的な経過観察が必要になることがあります。この場合、実際には肺がんではないのに不安を抱える可能性や、胸部CTを受けなければ、行わなくて済んだ精密検査を受けることになってしまうような不利益を被る可能性があります。
さらに、肺がんが発見されても進行速度が遅いがんだった場合、放置してもすぐには命にかかわらないこともあり、長期の経過観察が必要となる事もあります。

肺がん以外の病気について

胸部CT検査では、肺がん以外の病気を発見することを目的とした検査ではありません。
腹部や乳房や頚部に腫瘍があっても、発見できない場合もあります。

料金について

人間ドックや生活習慣病健診のオプションとして追加する場合 ¥10,000(税抜)
肺ドックとして胸部CT検査を単独で受診される場合 ¥12,000(税抜)